こんにちは!保育事務8年目のmeiです。
- 子育てがひと段落したから保育士資格を取りたい
- 昔から憧れだった保育園の先生になりたい
保育士不足の影響もあり、保育士の国家試験を受けて保育士資格をとる方がとても多くなっています。
私も独学で保育士資格を取りましたよ。
せっかく勉強するならなるべくコストをかけずに最短で合格したいですよね。
この記事では、保育士資格が取れる5つの方法を費用・期間・難易度などを比較して、あなたに合った取得方法の選び方をご紹介します。
ぜひ保育士資格を取得して、夢だった保育士として子どもたちに囲まれて楽しく働きましょう!
保育士資格を取得できる4つの方法
保育士資格を取得するには、
- 独学
- 通信教育
- 養成校
- 通信制大学
- 職業訓練
の4つの方法があります。
全て本気で検討したので、それぞれ感じたメリット・デメリットを書いていきます。
私も独学か通信教育か職業訓練か本気で迷いました。職業訓練校は実際の学校に見学説明会にも参加したほど。
独学 | 通信教育 | 養成校 | 通信制大学 | 職業訓練校 | |
---|---|---|---|---|---|
費用 | 0〜1万円程度 | 平均6万円程度 | 200〜400万円程度 | 50万円程度 | テキスト代のみ(10万程度) |
期間 | 3ヶ月〜 | 6ヵ月〜 | 2〜4年間 | 2年間 | 2年間 |
難易度 | 難しい | 少し難しい | 卒業と同時に資格取得できる | 卒業と同時に資格取得できる(できない学校もあり) | 卒業と同時に資格取得できる |
メリット | コストがかからない 自分のペースで勉強できる | 研究し尽くされた良質な参考書や問題集がセットになっている 自分のペースで勉強できる わからないことは質問できる | 保育士試験を受けなくても卒業すれば資格が取れる じっくり深く保育を学べる 実技や手遊びなど実際の保育に役立てられる | 養成校に比べて費用が安い スクーリングで専門的に学べる | 失業保険をもらいながら学校に通える 費用はテキスト代のみ 養成校と同じ内容が学べる |
デメリット | モチベーションの維持が難しい わからないことがあっても質問できない 合格までに時間がかかる場合もある | 途中で諦めてしまうと無駄になる ややコストがかかる | 授業料が高額 数週間✖️数回の保育実習がある | 通信制大学がそもそも少ない スクーリングがあるので年に数回通う必要がある | よほどの事情がないと休めない 10代の学生と一緒に学べるコミュニケーション能力が必要 |
別途「受験料:12,950円」と合格後に「登録手数料:4,200円」がかかります。
一つずつ詳しくみていきます。
1.保育士資格を独学で取るには
保育士資格はぶっちゃけ独学でも取れます!ただし、保育士試験は9科目の筆記試験と2科目の実技試験があり、合格率20%とやや難しい試験です。
出題範囲も多岐にわたっており、幅広い知識を必要とします。ただし、合格した科目は3年間有効。
そのため、独学で合格するには、1発合格よりも2回3回と受けてやっと合格する方も多いですよ。
私も1回目の筆記で半分、2回目で全ての科目に合格しました!
独学にかかる費用
独学には市販のテキスト代や実技試験用の色鉛筆代がかかりました。
実際にかかった費用
内容 | 金額 |
---|---|
市販のテキスト代(上・下・問題集) | 合計6,600円(2,090円・2,090円・2,420円) |
色鉛筆 | 929円 |
受験料(2回分) | 12,950円✖️2=25,900円 |
登録手数料(実技試験合格後) | 4,200円 |
total | 37,629円 |
独学に必需品の市販のテキストはこれが見やすい。売れているテキストNo. 1はコチラ。
合格するにはたくさんの問題に触れて傾向を掴むのが重要です!何度も繰り返しましょう。
造形を選んだので色が多く発色のいいこちらの色鉛筆をチョイス
独学のメリット
独学のメリットは下記の通りです。
- 費用が安い
- 自分のペースでできる
- もし途中で諦めてしまってもダメージが少ない
勉強を始める前はあまりの科目の多さと難しさに諦めそうになりました。
独学なら費用はテキスト代くらいでそれほどかかないので、万が一受験しないことになっても精神的ダメージは少ないです。
テキストもメルカリなどで売れますよ。
独学のデメリット
費用があまりかからないのが独学の一番の魅力ですが、それゆえデメリットも多くあります。
- モチベーションが保ちにくい
- わからなくても質問できる人がいない
- 合格までに時間がかかる場合が多い
独学は強制力がない代わりに、自発的な学習が必要です。
仕事や家事の合間に勉強しようとなると、なかなかの強い意思がないと継続できないのではないでしょうか。
わからない問題があれば質問できる対面タイプの授業や、オンラインで質問もできる通信講座に比べると、誰にも質問や相談ができないのはデメリットでしょう。
私も2回目は「不適切問題」があったためギリギリ合格しました。不適切問題がなかったら3度目のチャレンジをしていたことでしょう…
2.保育士資格を通信教育講座で取るには
独学で合格するのは自信がない、そんな方は保育士資格の通信教育講座が最もスタンダードな方法です。
保育士の通信教育講座は費用や特徴もそれぞれ違います。よく比べて自分に合う通信教育講座を選びましょう。
おすすめ通信教育講座
私が実際に申し込みを検討した通信教育講座です。
ユーキャン | たのまな | キャリアステーション インターネット校 | |
---|---|---|---|
費用 | 59,000円(税込み・一括払い) | DVD+Eラーニングコース 59,000円 Eラーニングコース 46,000円 | 215,000円 |
標準受講期間 | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
特徴 | 開講実績30年以上 実技動画あり | 最大3年間の無料延長サポート 無料の試験対策セミナーあり | 脅威の合格率95% 合格サポート制度 勉強ガイダンスあり 的中率73%のテキスト |
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通信教育講座のメリット
通信教育講座のメリットは、研究し尽くされた充実の内容のテキスト!
「これさえきちんとやればきっと合格できる」という安心感があります。
実技対策や合格サポート制度がある講座も多く、受講者の合格率が高いのも納得です。
通信教育講座のデメリット
独学に比べれば費用はやや高めであることは否めません。
もし途中で諦めてしまっても費用はほぼ戻ってこないので、気合いと根性で合格するまで頑張りましょう!
3.保育士資格を養成校で取るには
「保育士試験は受かる気がしない」「もっと時間をかけてじっくり保育を学びたい」、そんな方は保育士養成校に通うこともできます。
保育士資格が取得できる厚生労働省の指定する養成学校(大学・短大・専門学校等)を卒業すれば、卒業と同時に保育士資格が取得できます。
多くの場合、幼稚園教諭免許も希望すれば取得できるので、幼稚園やこども園で働きたい方は養成校に通ってみるのも一つの選択肢です。
養成校のメリット
養成校のメリットはなんといっても先生がいて仲間ができること!
2〜4年間同じ仲間と同じ目標に向かって学んでいくかけがえのない体験ができます。
保育も概要から実践までじっくり学べ、実際の園での実習も組み込まれてくるのでハードではありますが、やりがいはあります。
実際の保育に役立つ内容を深く学べるので、現場に出てから戸惑うことは少ないでしょう。
養成校のデメリット
デメリットはなんといっても時間と費用がかかることでしょう!
学校にもよりますが、200〜400万円くらいかかってしまいますので、社会人や主婦にはあまり現実的な方法ではないかもしれませんね。
ただし、ハローワークの職業訓練なら、失業保険をもらいながら養成校で同じ内容が格安で学べる方法があります!!
4.保育士資格を通信制大学で取るには
保育士資格は通信制大学で取得する方法もあります。
主に社会人・主婦向けなので、レポートの提出や短期間のスクーリングなどをこなせば、保育士資格が取得できる制度です。
中には幼稚園教諭免許まで取得できる学校もあります。
忙しい社会人や小さいお子さんのいる主婦の方でも十分可能だね!
通信制大学(短大)のメリット
通信制と言っても大学や短大ですので、きちんと学習のフォローや相談、就職先の紹介までしてくれるケースが多いようです。
年に数回スクーリングもあるので、一人で学習を進めるのが不安な方も安心です。
通信制大学のデメリット
専門校ほどではありませんが、そこそこ費用はかかってしまいます。
最終学歴によって学習スタイルは変わりますが、ここでは最終学歴が「高卒」で「短大に3年間」通う場合を例に見ていきます。
聖徳大学短期大学部 | 東京福祉大学通信教育課程 | 帝京短期大学 | |
---|---|---|---|
1年目 | 約180,000 | 約200,000 | 約185,000 |
2年目 | 約120,000 | 約150,000 | 約120,000 |
3年目 | 約120,000 | 約150,000 | 約120,000 |
合計 | 約420,000 | 約500,000 | 約425,000 |
また、独学がメインとなる上に期間が2年から4年と長期間に及ぶため、途中で挫折してしまう人が多いです。
途中で諦めてしまうのはもったいないですね。
5.保育士資格を職業訓練校で取るには
ハローワークの職業訓練を利用して保育士養成学校に通う制度もあります。
職業訓練校のメリット
職業訓練校を利用するメリットはなんと言っても失業保険をもらいながら、格安で養成校に通えることです。
養成校の空き定員を利用したコースなので、内容は一般の学生と全く同じです。
普通なら200万くらいかかる費用がほぼテキスト代のみで通えるんです!
職業訓練校のデメリット
ハローワークを通して行うので、何度もハローワークに通ったり、説明会に行ったり、試験を受けたりと決まるまでの工程が長いです。
募集期間も決まっているので、希望する方はこまめに管轄のハローワークのHPをチェックしておきましょう。
当たり前ですが、自己都合で休んだりすることは控えるように言われます。
かなりお得な制度ですが、授業の内容は超ハード。保育現場での週単位の実習や施設への泊まり込み実習もあるので、施設の本気で保育の資格が取りたい、学びたいという方でないと続けるのは難しい。
と、実際説明を聞いてみて私は感じました!でも超絶お得な制度なので、ぜひチャレンジしてもらいたいです!
【タイプ別】保育士資格取得におすすめの方法
タイプ別に保育士資格を取るためのおすすめの方法を説明します。
独学がおすすめな人
- できるだけお金をかけたくない
- とりあえず保育の勉強をしてみたい
- 自主的な勉強が得意
通信教育がおすすめな人
- 自分のペースで学習したい
- 効率的に勉強したい
- 添削指導などを受けたい
養成校がおすすめな人
- 時間とお金がかかっても確実に保育士資格が欲しい
通信制大学(短大)がおすすめな人
- レポート提出やスクーリングで資格を取得したい
職業訓練がおすすめな人
- 失業保険をもらいながら学校に通いたい
- 養成校で実践的な勉強もしたい
保育士資格のおすすめ取得方法:まとめ
保育士資格の取得方法は大きく分けると
- 保育士試験を受けて合格する
- 養成校などに通って卒業する
この2つから選択しなければなりません。それぞれの勉強方法は以下の通りです。
時間のない社会人や主婦が保育士資格取得を目指すなら保育士試験を受けるのが最短でお金もかからない方法です。
とは言っても聞きなれない専門用語ばかりの9科目に全部合格しないといけない保育士試験。
自分だけで独学はちょっと…という方は合格するためのコツがぎゅっと詰まった通信講座が一番おすすめです。
保育士試験を突破して、可愛い子どもたちと過ごせる保育現場で働きましょう。
通信教育の老舗!CMでもお馴染みのユーキャンはさすがの充実したテキストが好評!添削課題9回と総合添削1回がついているのがありがたい。実技対策もバッチリ!
\実技試験対策までしっかりやりたいなら!/
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通学・通信どちらでも選べるのが魅力のキャリアステーション。受講料はそこそこかかりますが、充実した講義内容と合格サポート制度、テキストの的中率の高さなど絶対合格したい人のためにピッタリな講座です!
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